コネクタ接続
構内ケーブルなど、比較的ネットワーク構成を変更する頻度が高い場所で使われることが多い。光コネクタ形状や先端の研磨方法にもいくつか種類があり、接続時にはそれらの種類が一致している必要がある。
コネクタ形状による分類
LC型 – 単芯・2芯コネクタ。コネクタ形状は四角。SFP光トランシーバで採用されている。
MT-RJ型,MT型 – 2本のガイドピンで位置合わせを行い、4芯や8芯のテープ芯をそのまま接続できるようにしたもの。多芯化が進んでいる。
光ファイバの先端(研磨)形状による分類
PC研磨 – 光ファイバのクラッド部同士を接触させやすいように、
先端部を凸形の球状に研磨した形。 PCは「Physical Contact」の略。
SPC/UPC/AdPC研磨 – いずれも形状はPC研磨と同じだが、研磨精度を上げたり、研磨時に発生する「加工変質層」を除去したりすることで、接続面での反射減衰を抑えた方式。
APC研磨 – 研磨面をわざと斜めにすることで反射減衰を抑えた方式。
APCは「Angled PC」の略